小学生の登校しぶり対応方法

子育て

こんにちは。今回は登校しぶりについて書こうと思います。

朝、子どもが体調不良を訴えたり、学校を嫌がったりすると、困りますよね。
数日、数週間と続くと、だんだん不安になってきます。

我が家の娘も、小学3年生になって2ヶ月が経った頃、登校しぶりがありました。
数日間、毎朝続いたのですが、仕事を休むわけにもいかず、これからどうなるんだろう、と不安になりました。

この記事では、娘の登校しぶりの様子と、どう対応したのかについて、まとめてみました。

登校しぶりの様子

1年生の時は、学校という新しい場所に不安がありながらも、期待も大きく、嫌がることなく通っていたと思います。
保育園が一緒だった子もいたのですが、新しくできた友だちと、毎日のように遊んでいました。

2年生になったころ、時々、朝に「おなかが痛い」というようになりました。
それでも、なんとか家を出て登校すれば、しばらくは機嫌よく学校へ行っていました。
「おなかが痛い」というのは、大体が月曜日でした。

3年にあがり、2ヶ月したころ、毎日のようにおなかを痛がるようになりました。
布団からなかなか出てこなかったり、出てきても床に寝転んでなかなか準備ができずにグズグズしたりしていました。

登校をしぶった時の対応

我が家はフルタイムの共働き。
朝はとにかくバタバタです。

仕事に行かなければならないこと、留守番はさせられないことなど説明し、登校するよう説得しました。
どうしてもおなかが痛くて我慢できなければ、先生に相談するように、と伝えていました。

抱っこしたり、ハグをしたり、朝のバタバタの中、時間を使うようにしました。

もちろん、それだけでは登校できない日も。
理由を聞いても特に出てこず、毎朝続くので、こちらもイライラしてしまい、怒って家を出すこともありました・・・・。

話を聞けたのは、朝ではなかった

朝は、とにかく時間がありません。
抱きしめながらどうしたのか話を聞いても、「荷物が重くて嫌」という理由以外は、娘の口からもなかなか出てきません。

ある日、「理科のテスト勉強」という宿題が出ました。
理科の教科書、ノートは学校に置いてきたと言います。
どうしていいかわからない、と暴れ、大声で泣きだしてしまいました。

そして、普段感じていたであろうことを、泣きながら吐き出しました。

そこで初めて、ゆっくり話を聞くことができたのです。

登校しぶりの原因は1つではなかった!

娘が泣きながら訴えたのは次のことでした。

  • クラス替えで仲の良い友達みんなと別のクラスになってしまったこと。
  • そのために友だちと話題が合わないこと。
  • 仲の良い友だちは、学童保育に行っていないか、利用時間が短いため、みんなで近所で遊んでいること。
    (娘は学童保育へ行き、お迎えも遅く、帰ってから遊ぶ時間はありませんでした)
  • クラスの班活動メンバーが男子ばかりで、話し合いができないこと

どれも初めて聞く話ではなく、日々の報告のような形で娘から聞いていたものでした。
その都度、話を聞き、共感したり、アドバイスしたりしており、娘も訴え続けることはなかったため、納得したのだと思っていました。

娘の話だけを聞き、娘の行動や考えが変わるように期待していたことを反省しています・・。

解決に向けて、娘との話し合い

泣き叫んだ日は、理科の宿題ができないことがきっかけだったのですが、YouTubeで授業と同じ内容を検索し、動画を観ながらノートに書き写すことで、娘も落ち着きました。

宿題を終わらせてから、改めて、娘の訴えていたことについて話をしました。

仲の良い複数の友達とクラスが分かれてしまったことや、その友達が学童保育に来ずに近所で遊ぶようになったことで、疎外感を感じているようでした。

そこで、帰宅後は友達と遊べるように、学童保育は短時間利用とし、児童だけの集団帰宅にすることに。
家の鍵の取り扱いや、緊急時の連絡手段、遊びに行った際のルールなどを話し合いました。

その後は、娘も落ち着き、週明けに「荷物が重い」と愚痴を言うことはあっても、登校しぶりをすることはなくなりました。

現在も、友達との関係は時々悩んでいるものの、登校できています。

まとめ

登校しぶりの原因は1つではなく、我が家の場合、クラス替えや友達関係の変化などで、日々感じていたことが解消できず、登校しぶりにつながっていました。

日々の訴えは強くなく、大人は娘の中で解決したものと思って、対応していなかったことも原因の一つです。

登校をしぶっている朝に原因を訪ねても、娘自身は説明できませんでした。
宿題がきっかけで強く訴えてくれたことで、娘と今後のことを話し合いを行うことができました。

「登校をしぶっている原因」を聞くのではなく、日々、感じていることや不安、不満などを丁寧に聞き、なるべく子ども本人が納得するような話し合いをしていかなければならないと感じました。

これからも色んなことが起こると思いますが、娘の様子をよく観察し、しっかり話し合っていこうと思います。

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